サイクルロードレースファンのみなさんもサイクルロードレースファンではないみなさんも、こんにちは。
サイクルロードレースファンの井中まちです。
ついに。
ついに!!
やってまいりましたよこの季節が!!!!
そう!!
グランツール(世界3大ツール)
シーズンの到来です!!!!
待ってたーーーーー!!!!待ってましたよこの時を!!!!
だってほら色付きデカ太文字にしちゃってるもん。いつもはこんなことしないのにね。
【グランツールとは】
ヨーロッパで開催される自転車のプロロードレースのうち、ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャの3つのステージレースの総称である。(by Wikipedia)
ステージレースというのは、数日にわたっていくつかのステージを走り、最終的に一番タイムが短かかった選手が総合優勝を獲得するというレースです。
(そのステージごとの優勝や、獲得ポイント最多選手に贈られるポイント賞、山岳ポイント最多選手に贈られる山岳賞、ヤングライダー賞、敢闘賞など、表彰台にのぼるチャンスはいろいろあります)
で、そのステージレースのなかでも実施期間や走行距離が「殺す気か」というほど長く、しかも平地、山岳、タイムトライアル全部もりもりかつ超ハードなためプロ中のプロしか出場することすら許されない、もうドチャクソありえんくらい過酷なレースがこのグランツールです。
(期間はだいたい23日間、総走行距離は約3500km、獲得標高は1日で6000m級になったりします。
おかしいでしょ?まずそんなに走ろうと思わないでしょ?ちょっと自転車でピレネー越えようかなとか思わないでしょ?そういうことです)
5月上旬~5月下旬(年によって6月にまたがります。今年もそうです)にかけて行われるのがジロ・デ・イタリア。
7月上旬~7月下旬にかけて行われるのがツール・ド・フランス。
8月下旬~9月上旬にかけて行われるのがブエルタ・ア・エスパーニャです。
つまり初夏~夏の間は、サイクルロードレースファンがもっともヒャッホイする時期です。
そうですね。
原稿が滞りますね。
でも大丈夫!!
サイクルロードレースは1ステージがとっても長く、フルで中継すると平気で6時間とかになったりします。(ステージによって大きく異なります)
そしてもちろん、選手も6時間ずっと全力で走っているわけではないですから(そういう戦略がとっても大事なのです)、自然とゆるふわっとした時間ができます。
そういうタイミングで書け(描け)ばいいんですよ。
そしてレース展開が激しくなってきたらまたテレビに目を戻せばいいんですね~。最高ですね~。
サイクルロードレースはそういうところもいいんです。
つまりサイクルロードレースは全国の原稿に追われるマンたちにもやさしいスポーツであるということですね。
みんな!!サイクルロードレース観ようぜ!!!!
また、グランツールは「うちの国を見てくれよ~そして観光に来てくれよ~」というPRイベントでもあるので、随所に各国の歴史的建造物や大自然やたまに特産品とかの映像が挟まれます。(そして実況で解説してくれます)
ほら、ね!?
創作やってるみなさんにぴったりじゃないですか!?
だから
みんな!!サイクルロードレース観ようぜ!!!!
ちなみに選手が走り抜けている最中の街の景色などを見るのはほぼ無理と言わざるを得ないので期待しないほうがいいです。
プロのロードレーサーの平均時速は(山あり谷ありの200km走って)40kmとか余裕、レース展開やタイミングによっては60kmとか、下りだと100kmとかになったりします。一瞬で走り抜けます。
要するに車と同じです。自転車が。意味わかんないでしょ??
とはいえ名所とかは選手たちとは別に空撮でバッチリ映してくれるので、見逃すこともありません。
最高。
まあそんなわけでですね。
みんな!!サイクルロードレース観ようぜ!!!!
今年のジロ・デ・イタリアは明日5月11日スタートです!!!!
(写真は昨年のジロ総合優勝、クリス・フルーム選手のマリア・ローザ(ジロ総合優勝者に送られるピンク色のジャージ)カラーの自転車でした。日本最大のスポーツ自転車の祭典・サイクルモードインターナショナル2018にて撮影)