勝手にしろよ。
ですよねー!わかる!こんにちは、井中まちです!
いやあのね、幻影譚の続きを書くために1~3まで全部読み直したんですよ。そしたらね。
面白くって。
え?やばくないこれ面白くない?っていうかめっちゃややこしくないこの話??
よく書けたな私????
まあ……そういうことなんですわ……
そしてそのややこしさゆえにちょっと全容がつかめずにいます。
ダメじゃん。
というわけでいま2周目に突入しました。
だれか私にこの話を要約したものを授けてほしい。あと家系図。と相関図。そして年表。
いやでもほんと、よく書けたな私っていうか、意外とちゃんと「少女小説」してるなって思って、それがすごくうれしくてですね。
この前まで書いていた『花よりも風よりも』は、メインで届けたい層が「大人の女性」だったんですね。派手な展開を作らず、そういう面白さよりは共感性とかそこらへんを重視して、酸いも甘いもかみ分けた方々に「届け我が愛!!」って感じだったんです。なのでエキサイティングポイントはほぼないんですね。
対して幻影譚は「少女小説」、つまり若い方々(を中心)に「イエェェエエエアアアアア!!!!」ってなっていただくために書いているものなので、かっこいい・かわいい・キュンキュン・厨二・どきどきわくわくエキサイティン!!イェア!!を重視しています。
しかし実を言うとわたくし、少女小説をちゃんと読んだことがなくてですね。
……すみませんが過ぎるんですけど、ほんとすみませんですね。はい。すみません。なので「これちゃんと少女小説になってるのかなー?」と不安だったんです。(少女漫画ならたくさん読んできたので、「少女向け」エッセンスはそこから取りこんでいます)
が、花風執筆を経て幻影譚に戻ってみたら、これめっちゃ少女向けに書けてる感あるなって思って。いやまああくまでも私の主観なんですけど。
だってイケメンめっちゃいっぱい出てくるんですよ??少女向けっつったらイケメンですよね??思ったよりいっぱいイケメンいてビビりましたよ。なんだこれ少女小説かよってね。
そうだよ少女小説だよ。
そんでもう展開がめっちゃ少女漫画的なそういうアレじゃないですか。ビビりましたよね。私こんなん書いてたんか、やるな。これは少女の私が大好きなやつだわ。
つまりもしかしてちゃんと狙い通りに書けているのではないかと。そういう自画自賛をですね、したいわけです。
ただなーーーーーーーー。
文章が下手……!!
話が進むとだんだん慣れてきた感あるけど、1巻2巻はちょっと読み返すのがつらいレベル……!!
あああああ書き直したいいいいいいいい!!書き直したいでござるうううううううう!!!!
そんなことしてたらいつまで経っても完結しないしもう本の形にして出しちゃってるのでそのままにしておきますけど。
でもめっちゃ恥ずかしい……書き直したい……あと3巻に脱字見つけちゃった……きっつ……このタイミングで……それは2刷で直します……
まあ、あれだ。このころの文章下手だなーって思えるということは、ちょっとは成長できているということだろうという感じでオールオッケーにしておきます。
しかし不思議ですね。もはや10年くらい前の文章だと恥ずかしさを感じないんですけど、ちょっと前の文章になるととたんに「直させろおおおおお!!」ってなるんですね。難儀なものよな……
そんな感じで羞恥心と戦いつつ、このころの文体に寄せて続き書けるかな……となったりなどしています。
4巻から急に文体変わってても間違いなく本人が書いているのでどうかお気になさらないでください……なんか幻影譚の文体やたらポエミーなんだよな……たぶんそれも少女漫画意識なんだと思うんだけど……
それにしてもややこしい話だな。相関図をくれマジで。