行ってきたの約1週間前なんですけどね。
リアルタイムでレポを上げられない女、井中まちですこんにちは!
あとなんかこのブログ、「○○に行ってきました!」ばっかりでなんかもうどこにでもある土産ものみたいな気配が漂ってますね。
ハイ。
というわけで、東京は上野にある国立科学博物館で開催中の特別展『大哺乳類展2』に、行ってきました!!
国立科学博物館は私の3大推し博物館のうちのひとつです。
小さいころからよく行ってたんですが、上野までのアクセスがいい場所に移り住んでからのここ数年でますます入りびたるようになりました。
なのに見きれないんだぜ広すぎて。
いつも悔しい思いをするんだぜ。
ちなみに年パスが1500円という破格のお値段であることをつい最近知りました。
常設展が620円なので、年に3回行けばもとを取れる計算です。私は余裕でその倍くらいは行きます。
つまりかなり損をしてきたということになるのですが、推しへの課金は実質0円なのでなんの問題もありません。でも次行ったときに年パス買います。
さて、大哺乳類展2なんですが……とーーーーっても面白かったよーーーーーー!!
展示のメインはロコモーション(移動)について。
哺乳類以外の動物との骨格の違いやそれぞれの歩き方、走り方の違いなど、めっちゃ丁寧に説明してくれました!!
こちらはウシ科のブラックバックの跳躍の瞬間をとらえた骨格標本。
体高のおよそ3.4倍にあたる約4メートルもの跳躍をするそうです。どないなっとんねんホンマ。←いやそれを説明してくれてるんですけど。
ロコモーション以外には、食べるための進化、繁殖方法による生存戦略についてなど、なかなかのディープさで楽しませてくれました。
ふつーに陰茎とか子宮とか胎盤とかちょっとグロめの標本もあったけど、わりかしちいさいお子さんたちも興味深々で見てましたね。これなーに?って訊かれたお父さんお母さんたちも、おちんちんだよー、こっちは赤ちゃんを育てるところだよーってちゃんと説明してあげてたし。
よいことだ。きっとそういうご家庭では赤ちゃんはどうやって生まれるの?って訊かれてもなんかいい感じにちゃんと答えたりするんでしょう。
ちなみに私は「足から生まれた」って言われてずっと「赤ちゃんは足の裏から生まれるんだ!」と信じていた純粋な子供でした。
まあ逆子だったので「足から生まれた」っていうのは間違いではないんですけど!!ちゃんと説明してよね!!
最近私は音声ガイドのすばらしさに気づき、特別展では必ず音声ガイドを借りるようにしているんですが、この大哺乳類展2も音声ガイドがとってもよかったです。
専門家の先生方がより詳しく解説してくれました。ものすごい混雑だったので、見たい展示に行き着くまでの時間つぶしにもなります。
そして国立科学博物館では現在、もうひとつ企画展示を行っておりまして……
それがこちら!
大阪にある国立民族学博物館とのコラボ企画展、『ビーズ~自然をつなぐ、世界をつなぐ~』です!
こちらもとってもよかったですよー!!
国立民族学博物館には行ったことがないんですが(いつか行きたい)、両方の博物館的観点が見事にアレしてソレして、多角的に知識欲を満たしてくれる展示になってました!!
今回の展示のために科学博物館が展示物を確認したところ、正しい素材が判明したものとかもあったようです。すごい……専門知識と専門知識のマリアージュ……
こういうコラボ展示はぜひもっといろんなところでやってほしいですね!
ものすごく視野が広がると思います!
学問ってのはさ、ホラ……全部つながっているからネ……
そんな感じで国立科学博物館はいま、とってもいろんなものを学べるパラダイスになっておりますので、興味のある方はぜひぜひ行ってみてくださいね!
もちろん常設展示もめっちゃ推しです!!(ニュートリノの研究施設・カミオカンデの図面とかも拝めるぞ!!)
※『大哺乳類展2』と『ビーズ~自然をつなぐ、世界をつなぐ~』は6月16日までの期間限定開催です。
※あ、あと地味だけど『さようならキログラム原器』っていう展示企画も16日までです。ついこの間キログラムの定義改定によりさようならしたキログラム原器のレプリカも見られるよ!!